チェンジリング C

(CHANGELING)2008

監督 クリント・イーストウッド  
キャスト アンジェリーナ・ジョリー クリスティン・コリンズ
  ジョン・マルコビッチ グスタヴ・ブリーグレブ神父
  ジェフリー・ドノヴァン ジョーンズ警部
  コルム・フィオール デイヴィス本部長
  ジェイソン・バトラー・ハーナー ゴードン・ノースコット(犯人)
  マイケル・ケリー ヤバラ刑事
  エイミー・ライアン キャロル(精神病院仲間)
    ・・・・・誰?
    ・・・・・誰?

ある日突然行方不明になった幼い息子。5ヶ月後警察により発見保護された息子と再開するが、明らかに息子とは別人だった。本当の息子は一体どこに?その事を必死で訴えるが異常者扱いれ・・・・という話です。

 

 

 

 

1920年代のアメリカで実際に起こったゴードン・ノースコット事件を基にした映画です。連続少年誘拐、性的虐待、殺人というなかなかおぞましい事件です。実際の事件では犯人の母親も共犯であり、また少年達は性的対象として犯人から虐待を受けるだけでなく、客もとらされていたという事です。

ひどいもんです。

映画でもおおまかな話の流れは実際の通りですが、細かいところは結構脚色されているようです。「この映画は実話です。」という映画はたくさんありますが、大抵は結構脚色されてます。

 

前半のサスペンス部分は良かったですが、後半の警察組織との対決はだいぶあっさりして味気なかったです。もっと「闘ってる」感が欲しかったです。

 

アンジーはまあまあいい演技してました。

ジョン・マルコビッチはまったく目立たず。

彼を使う意味はなかったのでは。

 

(好きなところ)

●電話の交換所で働く主人公が、職場をローラースケートで移動して

 いたこと。実際にそうだったんでしょうが、なんかおもしろかった

 です。

★★★PICK UP ENGLISH!★★★

母の叫び

 

I'm not your mother!

I want my son back.

You're not him. You're not my son!

I want my son back.

 

私はあなたの母親じゃないわ!

私は息子を取り戻したいの!

あなたじゃない。あなたは私の息子じゃないわ!

あの子を取り戻したいのよ!

 

*タイトルのCHANGELINGは「取り替え子」という意味です。

ヨーロッパの民話で妖精が人間の子をさらった後に、替わりに置いて行った妖精の子供のことです。