ダイバージェント 

(DIVERGENT)2014

監督 ニール・バーガー  
キャスト シェイリーン・ウッドリー トリス(ベアトリス) 
  テオ・ジェームズ フォー(教官)
  ケイト・ウィンスレット ジェニーン(博学トップ)
  ジェイ・コートニー エリック(リーダー)
  アシュレイ・ジャッド ナタリー(トリスの母)
  トニー・ゴールドウィン アンドリュー(トリスの父)
  アンセル・エルゴート ケイレブ(トリスの兄)
  マギー・Q トーリ(適正検査官)
  ゾーイ・クラヴィッツ クリスティーナ(元高潔)
  ベン・ロイド・ヒューズ ウィル(元博学)
  マイルズ・テラー ピーター(ちょっとやなヤツ)
  クリスチャン・マドセン アル(トリスを襲った)
  エイミー・ニューボールド モリー(トリスのスパーリンの相手)
  レイ・スティーヴンソン マーカス(無欲のリーダー)

戦争で崩壊した世界。

破壊をまぬがれたシカゴでは生存者達がその適正により「勇敢」「博学」「無欲」「平和」「高潔」の5つのグループ(派閥)に分けられそれぞれの役割を務める事で争いのない社会を維持してきた。

 

特定の派閥への適性を示さない異端者=ダイバージェントの少女トリスが派閥の間に隠された陰謀や争いの中に身を投じていく。

 

 

 

 

 

 

原作はヴェロニカ・ロスのティーン向け小説ダイバージェント・シリーズの1作目「Divergent(ダイバージェント 異端者)」(2011年)

小説は3部作。映画も3部作構想のようです。

 

作られた世界、偽りの平和、抑圧される少女、恋バナも入れつつ、反乱へ。設定も展開も雰囲気も「ハンガー・ゲーム」の亜流ですが、映画はこっちの方が面白い。

 

終盤のあまりにもあっさりとした展開に違和感を覚えつつも、骨太SFではなく、ポップSFが売りであろう作品なので、そんなものかなと。

 

演技派のケイト・ウィンスレットがこの手の映画に出るなんて珍しい。

しかも、しょーもない感じの悪役で。

内容的にも若手の起用が多くなる作品なので、やっぱ話題性も含めてしっかりとしたベテランがいた方がいいのかな。

 

(見どころ)

●ヒロイン トリスを演じるシェイリーン・ウッドリー。

悪くはなかったです。 「ハンガー・ゲーム」のジェファー・ローレンスのようにブレイクできるか?

 

★★★PICK UP LINES★★★

冒頭 5つの派閥

 

They say the war was terrible, that the rest of the world was destroyed.

Our founders built the wall to keep us safe and divided us into five groups, factions, to keep the peace.

 

The smart ones, the ones who value knowledge and logic, are in Erudite.  They know everything.

 

Amity farm the land. 

They're all about kindness and harmony, always happy.

 

Candor value honesty and order.

They tell the truth, even when you wish they wouldn't.

 

And then there's Dauntless.

They're our protectors, our soldiers, our police.

I always thought they were amazing, brave, fearless and free.

Some people think Dauntless are crazy, which they kind of  are.

 

My faction is Abnegation.  The others call us "stiffs".

We lead a simple life, selfless, dedicated to helping others.

We even feed the Factionless, the ones who don't fit in anywhere.

Because we're public servants, we're trusted to run the government.

 

 

戦争とはひどいもので、ここの他の文明は崩壊したそうだ。

私達の祖先は安全のため壁を作り、平和を維持するために私達を5つの

グループ「派閥」へと振り分けた。

 

賢く、知識や論理を重んじるのがエリュダイト(博学)だ。

彼らは何でも知っている。

 

アミティ(平和)は土地を耕し、みなやさしく仲良しで、いつも楽しそうだ。

 

キャンダー(高潔)は正直と秩序を大切にする。

常に真実を話す。例え意に反する事でも。

 

そしてドーントレス(勇敢)。彼は守護者。兵士であり警官だ。

彼らはすごい。勇敢で、怖いもの知らずで自由だ。

クレイジーだという人もいる。確かにそうかも。

 

私の派閥はアブネゲーション(無欲)。他からは堅物と呼ばれている。

簡素な生活、奉仕の心を持ち、人を助けることに自分を奉げる。

どの派閥にも属さない無派閥の人たちにも施しを与える。

それは私たちが公共の奉仕者であり、信用を得て政治を任されているからだ

勇敢 というか無謀、野蛮
勇敢 というか無謀、野蛮
     シリーズ作  
2014年 ダイバージェント  B 
2015年 ダイバージェントNEO
2016年 ダイバージェントFINAL