超高層ビル火災を描いたパニックアクション大作です。

冒頭で製作に「20世紀フォックス」と「ワーナー・ブラザーズ」の表示が出てちょっとびっくりしました。両社がはじめて共同で製作した映画になります。

もともとは両社とも別の原作で映画化

予定だったそうですが、内容が似てて

製作費も巨額だったので費用を折半して共同製作する事になったそうです。

それによりフォックスで活躍していた

ポール・ニューマンと、ワーナーで活躍していたスティーブ・マックイーンの

２大スターの共演も実現しました。

 

1972年の「ポセイドン・アドベンチャー」と並んで、パニックアクション作の先駆けとして映画史に残る作品だと思います。ちなみにポセイドン・アドベンチャーのスタッフの多くが本作にも加わり、その特撮力が生かされたそうです。

 

ＣＧ等の現在の撮影技術を駆使してリメイクしたら結構イケてる作品が

できるんじゃないかなー。

 

（見どころ）

●高層ビル火災アクション。

さすがに映像的に古さを感じるところもありますが、炎の迫力は十分ありました。特に最後の給水タンク爆破から大量の水が流れ込むシーンは激しくて良かったです。

 

●２大スターの共演。

2人ともカッコ良かったですが、個人的にはマックイーンの方が渋くて好きです。次々と起こるトラブルに苦慮しながらも冷静に勇敢に挑む仕事人的な感じがかっこよかったです。