タクシードライバー B
(TAXI DRIVER)1976
監督 | マーティン・スコセッシ | |
キャスト | ロバート・デ・ニーロ | トラビス |
シビル・シェパード | ベッツイ | |
アルバート・ブルックス | トム | |
ジョディ・フォスター | アイリス | |
ハーヴェイ・カイテル | マシュー(スポーツ) | |
ピーター・ボイル | ハゲのドライバー仲間 | |
レオナルド・ハリス | パラタイン | |
マーティン・スコセッシ | 浮気妻を殺そうとする客 |
都会での孤独感、疎外感、そこから反社会的な感情を持つようになる若者の葛藤を描いた作品です。
いわゆるアメリカン・ニューシネマと呼ばれる作品の中の最後期の作品になります。
古い作品ですが、そのテーマは現代にも通じるものがあります。
「スコセッシ&デ・ニーロ」コンビ作の1つです。
良作だとは思いますが、おもしろいかどうかは、監督と趣味が合うかどうかにもよるんじゃないかと思います。
ラストは意外でした。
セオリーならばトラビスが死んで終了でしょうから。
デ・ニーロが細くて若くてかっこいい。(当時33歳)
ジョディ・フォスターは当時13歳でした。
デ・ニーロとともにジョディも高く評価されました。
徹底した役作りで知られるデ・ニーロですが、本作でも実際に数週間タクシーの運転手を務めて役作りしたそうです。
主人公は元海兵隊という設定だったので、「ランボー」に似た感じも少し
しました。
(見どころ)
●主人公トラビスの変化
前半は退屈なストーリー展開ですが、この前半をしっかり描くこと
で、後半のトラビスの変化に納得感を与えてくれます。
こんな人、実際にもいそう。
(好きなところ)
●BGMはすべて美しく、オシャレで良かったです。
★★★PICK UP ENGLISH!★★★
英語字幕なかったので、日本語で。
トラビスの孤独
「どこにいても俺には淋しさがつきまとう。
バーや車、歩道、店の中でさえも。逃げ場はない。 俺は孤独だ。」