ザ・ワイルド C

(The Edge)1997

監督 リー・タマホリ  
キャスト アンソニー・ホプキンス チャールズ・モース
  アレック・ボールドウィン ボブ
  ハロルド・ペリノー・ジュニア スティーブ(ボブの助手)
  エル・マクファーソン ミッキー(チャールズの妻)
  L・Q・ジョーンズ コテージのオーナー

若く美しいモデルを妻に持つ資産家の男。その妻の不倫相手のカメラマンの男。2人の男が飛行機事故のため放り出されたのは冬のアラスカの大自然。

 

二人の男が時に協力、時に反目しながら大自然を生き抜くサバイバル映画です。

 

単なるサバイバルではなく、美人妻を

めぐって対立関係にある二人が駆け引きしながらのサバイバルという設定はおもしろかったですが、うまく生かしきれてない感じ。メリハリが無く、見どころのはずのサバイバルも結構てきとーで

リアリティに欠く場面も。

クマを倒すのはいいですが、その後いきなりクマの毛皮が結構ちゃんとした上着っぽくなってたり。方角を知る方法もいろいろありそうだしなー。

 

終盤の主演2人の演技は良かったです。

 

(見どころ)

●くま! くま、こえ~。

 あのクマさんは本物のクマさんです。

 ヒグマのバート(Bart the Bear)くんです。

 バートくんは「小熊物語」「ホワイトファング」「沈黙の要塞」

 「レジェンド・オブ・フォール 果てしなき思い」等々数々の映画、テレビ

 に出演しているタレント熊です。

 アンソニー・ホプキンスは1994年「レジェンド・オブ・フォール 果てしなき思い」に続いて2度目の共演となります。

 

★★★PICK UP LINES★★★

クマにご注意

 

Kodiak bear.  He'll kill you as you'll look at you.

And the ones that killed a man, manhunter for the rest of his life.

Nothing he'd rather eat. Got the taste of human flesh.

A man-killing machine.

 

アラスカ・ヒグマだ。出会った瞬間に殺されるよ。

一度人間を殺すと、一生人間を襲うようになる。

人の味を覚えちまうのさ。 殺人マシンだよ。

 

 

※本作とはまったく関係ありませんが、昔、北海道で起こったヒグマによる人食い事件「三毛別羆事件」を思い出しました。アンビリーバボーで特集していたのを観ましたが、めちゃくちゃ怖かった。