ザ・ライト -エクソシストの真実- B

(THE RIGHT) 2011

監督 ミカエル・ハフストローム   
キャスト コリン・オドナヒュー マイケル・コヴァック 
  アンソニー・ホプキンス ルーカス神父
  アリシー・ブラガ アンジェリーナ
  キーラン・ハインズ ザビエル神父(ヴァチカンの講師)
  トビー・ジョーンズ マシュー神父(神学校の先生)
  ルトガー・ハウアー マイケルの父
  マルタ・ガスティーニ ロザリア(憑かれた妊婦)
 

エクソシスト系のオカルトホラーです。

ストーリーの大筋に目立った特徴はありませんが、主人公マイケルの過去など上手な設定で、丁寧な脚本でした。憑かれた人間のグロさを強調するホラー要素は小さく、ドラマに重点を置いている作風はエクソシスト系の原点、1973年「エクソシスト」に似てるかも。

 

実話に基づいているとの事ですが、どれだけ事実に近いかはわかりません。

実際にエクソシストと呼ばれる人は実在して、悪魔祓いを行ってますが、悪魔との闘いという感じではなく、ある種の儀式みたいなもんじゃないかと思います。

カトリックはとかく儀式を大事にするので。

 

(見どころ)

●アンソニー・ホプキンスがベテランエクソシストを好演してました。

 

●疑う者から信じる者へ。主人公マイケルの変化。

 

★★★PICK UP LINES★★★

ザビエル神父からの問いかけ

 

ザビエル

Tell me, Michael, do you believe in sin?

(ところでマイケル、君は罪を信じるかね?)

 

マイケル

Yeah, I just don't necessarily believe the devil makes us do it.

(ええ、悪魔のせいだとは思いませんが。)

 

ザビエル

He that committeth sin is of the devil.

(罪を犯すものは悪魔に属すると言う。)

 

マイケル

Then that'd be all of us, wouldn't it?

(では人は皆そうです。)

 

1973年「エクソシスト」を意識したようなカットもありました。
1973年「エクソシスト」を意識したようなカットもありました。