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(searching)2018

監督&脚本  
アニーシュ・チャガンティ  
キャスト  
ジョン・チョー デヴィッド・キム 
ミシェル・ラー マーゴット(デヴィッドの娘) 
デブラ・メッシング ローズマリー・ヴィック捜査官
サラ・ソーン パム(パメラ)(デヴィッドの妻)
ジョセフ・リー ピーター(デヴィッドの弟)

行方不明となった娘を探す父親。

娘のSNSを調べていく中で父親の知らなかった事実が明らかになっていくとともに深まる謎。

 

娘はどこに?

その真相とは!?

 

全てのシーンがパソコンやスマホなどの画面上で展開していく、ネット時代の新感覚スリラー・サスペンス!

 

 

(全てがオンライン上で完結してしまうリアルとその怖さ)

個人や社会の記録・記憶・履歴・痕跡・LIVEあらゆるものがネット検索できてしまう時代。

メール、SNS、ライブ配信サービス、ビデオ通話などの画面を介して物語が進んでいきますが、違和感がない。むしろリアルに感じてしまう。

それが怖い

 

後半はテンポアップして、物語が二転三転してきます。

そのスリリングな展開が、ネットでものを調べていくと時のサクサク感とオーバーラップする感じでしょうか。エキサイティングでした。

 

(完璧な脚本)

ネット社会の便利さや怖さを盛り込んだタイムリーな社会派ネタに、スリリングなサスペンス、そしてさらに喪失の傷癒えぬ家族の再生ドラマも巧い事組み込んだ脚本が秀逸。

「2時間のエンタメ」としての完成度が極めて高し。

 

(キャスト、監督)

大作映画ではないとは言え、主要キャストがアジア系(韓国系)で固められたアメリカ映画は珍しい。

監督&脚本のアニーシュ・チャガンティはインド系。

本作が初劇場用作品監督作となります。

 

★★★PICK UP LINES★★★

デヴィッドとピーターのやりとり

 

デヴィッド

She didn't come to class today.(娘が今日学校に行ってない。)

 

ピーター

Okay tha's weird. But hasn't she skipped class before?

(どうしたんだろう?でも前もサボってたよな。)

 

デヴィッド

Yeah.(ああ。)

 

ピーター

Okay... remember when I road-tripped to LA

To see the Fins play in game7?

(そうだ、俺もフィンズの第7戦を観にLAへ行ったっけ。)

 

デヴィッド

What do the Fins have to do with this??(何の関係がある?)

 

ピーター

I didn't tell Eomma or Appa

They were SO MAD

And I was "missing" for like 24 hours.

(親に内緒で行って、すげー怒られたよな。行方不明ってことで。)

 

デヴィッド

But it was summer break.(でも夏休みだったろ?)

 

ピーター

Isn't school over next week?(来週からだろ?)

 

デヴィッド

What's your point??(何が言いたい?)

 

ピーター

Maybe she's just screwing around...

Have you reached out to her friends??

(ただ遊んでるだけじゃないか。友達に聞いてみたら?)

 

デヴィッド

She never gave me their numbers.(友達の番号を知らない。)

 

ピーター

Well if you don't know any of her friends

Who would?

(お前が知らなきゃ、誰が知ってる?)

 

 

SNSに使われる言葉や表現は、話し言葉とはまた違った略語やネスラがあって面白いかもしれません。