恋におちたシェイクスピア 

(Shakespeare in Love)1998

監督 ジョン・マッデン  
キャスト ジョセフ・ファインズ ウィリアム・シェイクスピア
  グウィネス・パルトロウ ヴァイオラ(トマス・ケント)
  コリン・ファース ウェセックス卿
  ジェフリー・ラッシュ ヘンズロー(ローズ座劇場主)
  ジュディ・デンチ エリザベス女王
  ベン・アフレック ネッド・アレン
  トム・ウィルキンソン フェニマン(金貸し)
  イメルダ・スタウントン ヴァイオラの乳母
  ダニエル・ブロックルバンク ジュリエット役の役者
  ジョー・ロバーツ ジョン・ウェブスター
  ルパート・エヴェレット マーロー

16世紀のロンドン、劇作家シェイクスピアが経験する叶わぬ恋、それを基に「ロミオとジュリエット」を作り上げていく・・・

そんなラブストーリーです。

完成度が非常に高い作品です。特に脚本が素晴らしいと思います。

選んだ題材も良かったと思います。「ロミオとジュリエット」という誰もが知っている話を巧く使えていると思います。

 

 

 

 

 

 

アカデミー作品賞、グウィネスが主演女優賞、ジュディ・デンチが助演女優賞をとりました。

ジュディ・デンチは登場時間がだいぶ短かったような気がしまが・・

 

シェイクスピア以外にも実在の人物が登場してます。エリザベス女王そして劇作家のマーローは実在した人です。

またネズミと戯れてた残虐好きの少年ジョン・ウェブスターも実在した劇作家です。暗くて残忍な作風で知られています。

 

(見どころ)

●映画というか、舞台の劇を観ているかのような感じです。

 

(好きなところ)

●非情な金貸しフェニマンがすっかり演技にハマっていくところ。

★★★PICK UP LINES★★★

「ロミオとジュリエット」より ジュリエットの台詞

 有名な一説です。

 

O Romeo, Romeo, wherefore art thou Romeo?
Deny thy father and refuse thy name.
Or if thou wilt not, be but sworn my love
And I'll no longer be a Capulet.

 

あぁロミオ、ロミオ あなたはどうしてロミオなの?

あなたの父と家名を捨てて下さい。

そうなさらないなら私への愛を誓って下さい。

そうすれば私はキャピュレットの名を捨てますわ。

 

※古い言葉が使われてます。

英語も時代により変わっているんですね。

最初の一文

Wherefore art thou Romeo? を現代風の英語にすると

Why are you Romeo?でしょうか。