ゴーン・ガール A

(GONE GIRL)2014

監督 デヴィッド・フィンチャー  
キャスト ベン・アフレック ニック・ ダン
  ロザムンド・パイク エイミー・ダン
  キャリー・クーン マーゴ・ダン(ニックの双子の妹)
  キム・ディケンズ ボニー刑事
  パトリック・フュジット ギルピン巡査
  タイラー・ペリー タナー・ボルト弁護士
  リサ・ベインズ メアリーベス(エイミーの母) 
  デヴィッド・クレノン ランド(エイミーの父) 
  エミリー・ラタコウスキー アンディ(ニックの愛人)
  ニール・パトリック・ハリス デジー・コリングス(エイミーの元彼)
  ケイシー・ウィルソン ノエル(エイミーのご近所の奥さん)
  ミッシー・パイル エレン(ブロンド)
  セーラ・ウォード シャロン(黒髪)
  スクート・マクネイリー トミー(エイミーの元彼)
  ローラ・カーク グレタ(コテージの女)

5回目の結婚記念日に行方不明になった妻。自宅には争った形跡、そして多量の血液反応が。

捜査が進む中で夫婦の不仲や夫ニックの不倫が明らかになり、警察や世間はニックへの疑いを強めていく・・・

ニックは妻エミリーを殺したのか!?

事件の真相は!?

 

現代における結婚や夫婦関係、メディアと大衆がテーマになってるサスペンス。

ありがちな夫婦間のジレンマやすれ違い、衝突を極端に極端に拡大して描いた感じでしょうか。

 

失踪事件の真相自体は中盤で明らかになりますが、見所は妻エイミーの存在そのもの。怖えー。 ゴーン・ガールではなくゴーン・ビッチだ。

 

原作は2012年の同名小説。原作者のギリアン・フリンが本作でも脚本を務めてます。スコット・ピーターソン事件という実際の事件がモデルになっているようです。

 

後味は1990年「推定無罪」に似てるかな。

 

(見どころ)

妻エミリー、演じたロザムンド・パイク

頭は切れて怖いくらい冷静だけど、完全にまともじゃない妻を見事に演じてました。表情のふり幅の広さが怖い。

個人的にはこの年のアカデミー主演女優賞は彼女にあげたかったですね。

 

夫ニックの双子の妹を演じたキャリー・クーンもよかったです。

ベン・アフレックはやや影が薄かったかな。

 

●メディアと大衆の抱くイメージに翻弄されるニック達

 

★★★PICK UP LINES★★★

(シーン①)メディアと大衆 いい加減だけど使いよう

 

マーゴ

Oh my God. You fucking killed it.

They're goig crazy for you.

(うそ!すごい、やったわ。大人気よ。)

 

ニック

They disliked me, they liked me, they hated me.

And now they love me.

(嫌われて、好かれて、憎まれて、そして今度は愛される。)

 

 

 

(シーン②)夫婦

 

ニック

Yes, I loved you.  And then all we did was resent each other, and try to control each other. And cause each other pain.

(そう、君を愛したさ。でも互いにぶつかり、支配しようとした。互いを苦しめた。)

 

エイミー

That's marriage.(それが結婚よ。)