ゴーストライター B

(The Ghost)2010

監督 ロマン・ポランスキー  
キャスト ユアン・マクレガー ゴーストライター
  ピアーズ・ブロスナン アダム・ラング元英国首相
  オリヴィア・ウィリアムズ ルース・ラング
  キム・キャトラル アメリア(アダムの秘書)
  トム・ウィルキンソン ポール・エメット教授
  ジョン・バーンサル リック(主人公の代理人)
  ティモシー・ハットン シドニー・クロール弁護士
  ジェームズ・ベルーシ ジョン・マドックス(出版社の人)
  ティム・プリース ロイ(出版社の人)
  ロバート・パフ ライカート元外相
  デヴィッド・リントール デモのオッサン
  イーライ・ウォラック 海辺の老人
 

元英国首相の自叙伝の執筆を依頼されたゴーストライター。元首相の事を調べるうちに、

謎や疑問が、そして前任者の不審死・・・

知りすぎたゴーストライターは・・・

 

ポリティカル・サスペンスです。

ロバート・ハリスの2007年の小説「The Ghost」が原作で、ハリスと監督のポランスキーが本作の脚色を務めてます。仏・独・英の合作映画で、米国でのタイトルは” The Ghost Writer ” になってます。

ベルリン国際映画祭で銀熊賞(監督賞)を受賞しました。

 

ストーリーには王道の強みを持たせ、ベテラン監督らしい丁寧で品のある

作風、現代劇でありながらクラシカルで重厚な音楽で彩りサスペンスの胆を押さえた良作です。

 

ネット検索で謎のヒントが簡単に得られたのはちょっと微妙な気が・・・

 

あのコントのオチの如きラストは、怖さよりも笑いを誘われます。

 

(見どころ)

●音楽良かったなー。オープニングのフェリーのシーンから流れるあの不穏

 な音はいかにもサスペンスな感じで、ぐっともってかれますね。

 

★★★PICK UP LINES★★★

ルースに自叙伝の感想を求められ

 

ルース「そんなにひどい?」

 

主人公「読んでない?」

 

ルース「全然。」

 

主人公「いくらか手直しが必要だ。」

 

ルース「どの程度?」

 

主人公「全単語を並べ変えなきゃ。」