コールドマウンテン B

(Cold Mountain)2003

監督 アンソニー・ミンゲラ  

キャスト

シュード・ロウ インマン
  ニコール・キッドマン エイダ
  レネー・セルヴィガー ルビー
  ブレダン・グリーソン スタブロッド・シューズ(ルビーの父)
  ドナルド・サザーランド エイダの父
  レイ・ウィンストン

ティーグ(地主・義勇軍の嫌な奴)

  キャシー・ベイカー サリー(村の気のいい女性)
  ジェームズ・ギャモン サリーの夫
  フィリップ・シーモア・ホフマン ヴィージー(しょーもない牧師)
  ジョバンニ・リビシ インマンとヴィージーを売った男
  ナタリー・ポートマン セーラ(赤ちゃんのいる未亡人)
  キリアン・マーフィー セーラ邸を襲った北軍兵士の一人
  アイリーン・アトキンス 森のおばあちゃん
  イーサン・サプリー パングル(おっきい音楽の人)
  ジャック・ホワイト ジョージー(音楽の人)
  ルーカス・ブラック オークリー(インマンの友人・戦死)
  ジェナ・マローン 川渡しの女
 

アメリカ南北戦争で離ればなれになった想い合う男女の愛の物語。

原作は同名小説です。

 

シュード・ロウ演じるインマンが脱走兵として追われながらも愛する人の待つ故郷を目指して旅するパートと、

キッドマン演じるインマンを待つ女エイダが、ならず者義勇軍の横暴が横行する中、セルヴィガー演じるルビーと共に逞しく生きていくパートが同時進行していきます。

 

レネー・セルヴィガーがアカデミー

助演女優賞を受賞しました。

レネーも良かったですが、シュード・ロウも良かった。

その他の脇もやけに豪華でみな良かったです。

そんな中、あまり光っていなかったのがニコール・キッドマン。

彼女自身のせいではなく、与えられた役柄のせいでしょう。

あまりにもキッドマンっぽいステレオタイプ的すぎる役柄の中では輝きようがないのかも。きれいですけどね。

 

ストーリーは「許されざる者」+ありそげで、良さげないろんな話をいただいてきたって感じです。悪くはないんですけど、新しさはないですね。

 

(見どころ&好きなところ)

●インマンの旅パート

 いろんな人や事件そして悲劇と出会いながらの帰途の旅。

 ショートストーリーの連続みたいな感じで、それぞれに出てくる役者が

 演技派揃いでいい。ストーリー自体はベタですけどね。

 

★★★PICK UP LINES★★★

エイダからの手紙

 

My last thread of courage now is to put my faith in you and to believe I will see you again.

So now, I say to you, plain as I can.

If you are fighting, stop fighting.

If you are marching, stop marching.

Come back to me. Come back to me is my request.

(私を支える最後の糸はあなたを信じること。また会えるという想い。

だから率直に言います。まだ戦っているのなら戦うのをやめて。

行軍しているなら歩みをとめて。 私のもとへ帰ってきて。

お願いです。戻ってきて。)