(500)日のサマー A
( (500) Days of Summer )2009
監督 | マーク・ウェブ | |
キャスト | ジョゼフ・ゴードン・レヴィット | トム・ハンセン |
ゾーイ・デシャネル | サマー・フィン | |
ジェフリー・エアンド | マッケンジー(トムの同僚・友達) | |
マシュー・グレイ・ギュブラー | ポール(トムの友達) | |
クロエ・グレース・モレッツ | レイチェル(トムの相談役) | |
クラーク・グレッグ | 社長 | |
レイチェル・ボストン | アリソン(トムのデート相手) | |
ミンカ・ケリー | オータム |
トムはサマーに一目惚れ。段々と親密になっていく二人だが、運命の恋を信じて夢見る男トムと、真実の愛なんて信じず、真剣な付き合いではなく気軽な関係を望むサマー。そんな二人の恋の行方を綴った500日。
ラブコメです。脚本のスコット・ノイスタッターが経験した実際の恋愛が元になっているそうです。映画冒頭にそんなフリがあります。
監督のマーク・ウェブは本作が長編デビュー作となります。それまではミュージック・ビデオの製作で活躍していたこともあってか、本作でも劇中で使う音楽にこだわりをみせたり、なかなかおもしろい表現方法も盛り込んでます。
主人公が街でダンスするシーンや、画面を二分割して現実と理想を同時に見せるシーンはユニークでした。500日の中で、日付を行ったり来たりしながら対比させる描き方も効果的でした。
最近、日本でも人気の家具メーカーIKEAで買い物デートしているシーンがありました。
(見どころ)
●価値観の違う2人の恋の行方。
ありがちなプロットですが、男女間の普遍的なテーマ。
見方は人それぞれですが、男の僕はサマーちゃんはひどいよなー、と思ってしまいます。
SF、アクション、サスペンス、ホラー・・・映画はオールジャンルなんでも観ますが、ラブストーリーはあまり観ない。
他のジャンルは非日常の世界へ連れて行ってくれますが、ラブストーリーは、現実の自分の経験や感情を持って相対させられるので疲れる気がする。
★★★PICK UP LINES★★★
恋!
I don't know, man. I think it's official.
I'm in love with Summer.
I love her smile. I love her hair. I love her knees.
I love this heart-shaped birthmark she has on her neck.
I love the way she sometimes licks her lips before she talks.
I love the sound of her laugh.
I love the way she looks when she's sleeping.
I love how I hear this song every time I think of her.
I love how she makes me feel.
Like anything's possible, or like.... I don't know.
Like life is worth it.
これは多分本物だ。サマーに恋をした。
彼女の笑顔も、髪も、ヒザも好きだ。首にあるハート型のアザも。
時折り見せる話す前に唇をなめる仕草、笑い声、寝ている時の顔も愛おしい。彼女を思うたびにこの曲が聴こえてくる。彼女といるとこう思える。
何でもできるんだとか、そうだな、人生には価値があるんだとか。