グレイテスト・ショーマン 

(THE GREATEST SHOWMAN)2017

監督  
マイケル・グレイシー  
音楽  
ベンジ・パセク & ジャスティン・ポール  
キャスト  
ヒュー・ジャックマン P・T・バーナム
ミシェル・ウィリアムズ チャリティ(妻)
オースティン・ジョンソン キャロライン(長女 バレエ)
キャメロン・シェリー ヘレン(次女)
ザック・エフロン フィリップ・カーライル(相棒)
レベッカ・ファーガソン ジェニー・リンド(歌手)
キアラ・セトル レティ(髭の歌姫)
ゼンデイヤ アン(空中ブランコ)
ヤーヤ・アブドゥル・マティーンⅡ世 アンの兄
サム・ハンフリー チャールズ(親指トム将軍)
ポール・スパークス ベネット(辛口記者)
エリック・アンダーソン オマリー(チケット売り場)
フレドリック・レーン ハレット(チャリティの父)
ゲイル・ランキン ヴィクトリア女王
エリス・ルビン バーナム(少年期)
スカイラー・ダン チャリティ(少女期)

オ~~オ~オオオ~、ダン!!

 

貧しい生まれで、成功を夢見る男バーナム

良家の令嬢チャリティと結婚して2人の娘にも恵まれ幸せな家庭を築くも、夢を追いかけ、興行師として貪欲に成功を目指す!

 

実在した興行師P・T・バーナムを描いたミュージカル映画

 

(成り上がり人生のハイライト)

チャレンジ、失敗、成功、挫折、家族愛など、底辺から這い上がって登り詰めていく男の人生のハイライトをノリの良い音楽、踊り、美しい画(色彩)で彩った、まさにショー・ムービー

 

バーナムは興行師ですが、ビジネスマン、歌手、俳優、ギャングなど他のいろんな形(キャラ)でも絶えず描かれてきている普遍的な人間ドラマ。

それゆえに安定の訴求力を持ってますが、話に新しさはないです。

 

(P・T・バーナム)1810~91

アメリカの興行師。

小人症の男、髭の生えた女性、大男、結合双生児の兄弟など、世の中から疎まれたきた人たちを集めたサーカス巡業で成功を収めた人。

盛りに盛った愉快なホラ話を絡めたショーが得意だったようです。

 

1850~52年にかけて、スウェーデンの歌手ジェニー・リンドをアメリカに招き巡業を行ったのも事実です。ツアーは大人気&大成功だったそう。

ツアー途中で、リンドはバーナムとの契約を解除していますが、その後も自身の運営でツアーを続けてます。

 

バーナムの立ち上げたサーカス団は、その後、他のサーカス団と合併等をして、リングリング・ブラザーズ & バーナム & ベイリー・サーカスとして2017年まで活動していました。

(動物愛護団体から批判など、時代にそぐわなくなっていったゾウなど動物を使ったショーを止めたことで経営が悪化し解散したそう。)

 

(見どころ)

ミュージカル映画なんで、当然、歌!踊り!衣装!

19世紀後半の話ですが、時代にこだわらず、現代風の歌や踊り。

衣装やサーカス・パフォーマンスも、リアリティではなくファンタジー感溢れる感じ。

 

パセク&ポールの手掛けたオリジナル楽曲はどれもハイクオリティ。

中でも印象に残ったのは、オープニングを飾った The Greastest Show の最初のビート!オ~~オ~オオオ~、ダン!!

テンション上がるし、耳に残る最高の掴み。

 

バーナムとフィリップとバーテンがグラスを投げ合って踊るシーンとか、それぞれのパートの見せ方もクオリティ高かったです。

 

★★★PICK UP LINES★★★

オープニングバンバー The Greatest Show の歌詞(一部)

 

Where it's covered in all the colored lights

Where the runawys are runnning the night

Impossible comes true, it's taking over you.

Oh, this is the greatest show

We light it up, we won't come down.

And the sun can't stop us now.

Watching it come ture, it's taking over you.

Oh, this is the greatest show

 

色とりどりの光の下、夜通し繰り広げられる

不可能が可能になる世界があなたを虜にする

グレイテスト・ショー!

めくるめくエンターテイメント

太陽にも止められない

目撃せよ、酔いしれよ

グレイテスト・ショー!