グランド・ブダペスト・ホテル B

(THE GRAND BUDAPEST HOTEL)2014

監督 ウェス・アンダーソン  
キャスト レイフ・ファインズ グスタヴ(コンシェルジュ) 
  トニー・レヴォロリ ゼロ・ムスタファ(見習いロビーボーイ)
  F・マーリー・エイブラハム ゼロ・ムスタファ(富豪)
  シュード・ロウ 作家(壮年)
  トム・ウィルキンソン 作家(老人)
  ティルダ・スウィントン セリーヌ・D(殺されたマダム)
  ジェフ・ゴールドブラム コヴァックス(弁護士)
  シアーシャ・ローナン

アガサ(菓子職人 ゼロの妻)

  エドワード・ノートン

ヘンケルス(軍人)

  エイドリアン・ブロディ

ドミトリー(マダム・Dの息子)

  ウィレム・デフォー ジョプリング(探偵、ドミトリーの仲間)
  ハーヴェイ・カイテル ルートヴィヒ(囚人 スキンヘッド)
  ビル・マーレイ アイヴァン(グスタヴのホテル仲間)
  マチュー・アマルリック セルジュ・X(マダム・D家の執事)
  レア・セドゥ クロチルド(マダム・D家のメイド)
  ジェイソン・シュワルツマン ジャン(コンシェルジュ(1968年))
  オーウェン・ウィルソン 軍徴用後のコンシェルジュ
  ポール・シュラス イゴール(エレベーター係)

とある小説家が語る・・・

かつてグランド・ブダペスト・ホテルに滞在した際に、そのオーナーである老人から聞いた物語を・・・・ オーナーがまだ見習いロビー・ボーイだった頃、当時のカリスマ的コンシェルジュとの物語を・・・

 

 

 

ウェス・アンダーソン製作&脚本&監督でお送りするコメディドラマ。

 

ストーリーがどうというよりかは、雰囲気を楽しむ作品。

監督が醸し出すユーモアを楽しめるかどうか。

 

ウェス・アンダーソンやウディ・アレン監督のように、下ネタや定番で笑わせるコメディではなく、自らが脚本も書き、監督の持つユーモアのセンスを押してくるコメディ作は、観る人の肌に合うかどうか。合う人には合う。

私はそこまで合わない。

 

(見どころ)

●惜しげもなく次々と登場してくる主演クラス俳優たち。

実に豪華な顔ぶれ。

 

ウェス・アンダーソン作は常連俳優さんが多いです。

盟友オーウェン・ウィルソンやビル・マーレイとか。

★★★PICK UP LINES★★★

(シーン①)名門ホテルのロビー・ボーイ

 

グスタヴ

Why do you want to be a Lobby Boy?

(なぜロビーボーイに?)

 

ゼロ

Well, who wouldn't, at the Grand Budapest, sir?

It's an institution.

(それはなりたいですよ。だってグランド・ブダペストですよ。名門です)

 

グスタヴ

Very good.(実に結構。)

 

 

(シーン②)グスタヴの教え ロビー・ボーイとは

 

What is a Lobby Boy?

A Lobby Boy's completely invisible, yet always in sight.

A Lobby Boy remembers what people hate.

A Lobby Boy anticipates the client's needs before the needs are needed.

A Lobby Boy is, above all, discreet to a fault.

Our guests know their deepest secrets, some of which are, frankly, rather unseemly, will go with us to our graves.

 

ロビー・ボーイとは?

姿は見せぬが、常にそこにいる存在。

人の嫌がるものを知り、客の要望を予測する。望まれる前にだ。

特に大事なのは、出来事に思慮深く対応すること。

客の秘密は、どんな醜聞でも墓場まで持っていく。