Goooooood morning, Vietnaaaam！！！

 

日増しに状況が悪化し、戦線が拡大していくベトナム戦争の最中、米軍向けラジオ放送のＤＪがユーモア満載、型破りでロックな放送で兵士隊に笑いの癒しを与え、また現地ベトナムの人達と交流する様を描いた作品です。

 

ベトナム戦争を題材にした映画ですが、過酷な戦闘に放り込まれた兵士ではなく、ラジオＤＪからの視点で描かれた一風変わった作品。

ステレオタイプ的なキャラやストーリー展開ではありますが、戦争の悲劇や悲しみを上手に描いてます。

 

米軍駐留地での放送局ＡＦＮ（American Forces Network）は、日本にもあります。24時間英語で放送してます。

 

（見どころ）

●ロビン・ウィリアムズのマシンガン・ギャグトーク。

最初の放送の「グーーーーッド･･･」で、観てるこっちも目が覚める。

インパクト抜群。

残念なのは英語のギャグやユーモアを理解するのが難しいとこ。

日本語に訳すのには限界がありますね。

 

（好きなところ）

●挿入歌として使われたルイ・アームストロングの「この素晴らしき世界」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（What a Wonderful World）

　生命賛歌のこの曲に合わせて、ベトナムでの戦争･暴力･悲劇の画が流れる

　という皮肉はとても印象的。

 

●トリン役のチンタラー・スカパット　めっちゃカワイイ。

　ベトナムの国民的映画スターだそうです。