天才だが本気で他人と向き合えない不良青年と、最愛の妻に先立たれ立ち直れずにいる心理学者が交流を深め、互いに新たな人生へ踏み出そうとするまでを描いたヒューマンドラマです。

 

 

 

 

 

脚本は主演のマット・デイモンとベン・アフレックの共同執筆で、

見事アカデミー脚本賞を受賞しました。２人の知名度を一気に高めた作品になります。またロビン・ウィリアムスが助演男優賞を受賞しています。

 

マット・デイモンとベン・アフレックはマサチューセッツ州ケンブリッジに住んでて家が近所だったこともあり小さい頃からの友人で、同じ高校に通ってました。（マットの方が２歳年上。）マットは本作でも登場したハーバード大学に進学し（その後中退してます）在学中に書いた本作の脚本をベンに見せ、２人で２年がかりで脚本を完成させたそうです。

 

＊ケンブリッジという地名はイギリスにもあります。

　イギリスのケンブリッジにはケンブリッジ大学があります。

　アメリカのケンブリッジには本作でスカイラーが在籍した

　ハーバード大学と、ランボー教授のいたマサチューセッツ工科大学

　（MIT：Massachusetts Institute of Technology）があります。

　どっちのケンブリッジも学園都市ですね。

　劇中で主人公ウィルはボストンの下町出身となっていましたが、

　ボストンはケンブリッジと川を挟んだ隣の市です。

 

（見どころ）

●ストーリー　脚本が良くできてます。

　ベタベタで先の読める展開ですが、それでも魅せる力がありました。

　主人公は「天才」という設定でしたが、天才に限らず誰にでも訴えるもの

　がある、人の生き方についての普遍的なテーマを扱った作品だと思い

　ます。

 

●演技　主要キャストの演技はみな良かったです。