クリムゾン・リバー2 黙示録の天使たち E
(Les Rivières PourpresⅡ Les anges de l'apocalypse)2004
(The Crimson Rivers2 Angels of the Apocalypse)
監督 | |
オリヴィエ・ダアン | |
キャスト | |
ジャン・レノ | ニーマンス警視 |
ブノワ・マジメル | レダ |
クリストファー・リー | エメリッヒ(ドイツの大臣) |
カミーユ・ナッタ | マリー |
セルジュ・リアブーキン | ヴァンサン神父 |
オーギュスタン・ルグラン | イエス風の男 |
イエスの弟子12使徒と名を同じくする者達が次々と殺されていく事件にニーマンスが挑む!
スリラー・アクション作の続編ではありますが・・・・
(もはや別もの・・・)
前作はジャン・クリストフ・グランジェのベストセラー小説を原作として、とても雰囲気のある良いスリラー作品に仕上がってました。
一方、本作はリュック・ベッソンのオリジナル脚本。そこがウリでもあったと思うのですが、あまりにも、あまりにも酷すぎる脚本。
前作よりもアクションは多め。
パルクール的追いかけっこアクションは多少見応えあるかもしれませんが、全身黒ずくめのあんな目立つ格好で走り回るのはリアリティに欠ける。
黙示録などキリスト教を絡めた謎解き展開は「ダ・ヴィンチ・コード」に通ずるところも。
そして終盤にはいきなりインディ・ジョーンズ的なアドベンチャー。
一体どういう作品を撮りたかったのか? 支離滅裂。
さらに色調が最悪。
光の露出が高くて、周りがボヤッとするような画面がいただけない。
前作のようにキリッとクリアな画面がリアリティを演出していたのに・・・
いきなり地面からマシンガン撃たれたり、警官なのに特殊工作員みたいな潜入ミッションに突入したり、とにかくなんの筋も通っていない作品でした。
ジャン・レノに加え、クリストファー・リーというベテランまで起用したのに残念でなりません。
これが単発作品ならまだ許せるのですが、良作だった前作に味噌をつけるような恰好になってしまったのも残念。
(見どころ)
見なくていい。
★★★PICK UP LINES★★★
とりあえず意味深な台詞を・・・
イエス風の男
彼らが来た。天使たち、黙示録の天使たち