クリミナル 2人の記憶を持つ男 C
(CRIMINAL)2016
監督 | アリエル・ヴロメン | |
キャスト | ケヴィン・コスナー | ジェリコ・スチュワート |
ガル・ガドット | ジル(ビルの妻) | |
ライアン・レイノルズ | ビル・ポープ (CIA工作員 死亡) | |
ゲイリー・オールドマン | クウェイカー(CIAロンドン支局長) | |
トミー・リー・ジョーンズ | フランクス博士 | |
ジョルディ・モリャ | ハビエル・ハイムダール(アナーキスト) | |
マイケル・ピット | ヤン・ストローク(ダッチマン) | |
アリス・イヴ | クウェイカーの女性部下 | |
アマウリー・ノラスコ | ルイサ(クウェイカーの部下) | |
アンチュ・トラウェ | エルサ(ハイムダールの女性部下) | |
ララ・デカロ | エマ(ビルとジルの娘) |
世界規模のテロ行為に関する重要人物の情報を握ったまま死んでしまったCIA工作員のビル(ライアン・レイノルズ)。
CIAは死んだビルの記憶を別人の脳に移すことでその情報を得ようとする。
記憶移植の適合者として選ばれたのは凶悪犯のジェリコ(ケヴィン・コスナー)。
移植手術を受け2人分の記憶を持つことになったジェリコと情報の行方は・・・
CIAとテロを目論む組織との攻防を描いたスパイ・サスペンスと、粗野な男ジェリコが家族思いの男の記憶を移植されて変っていくドラマを描いた作品。
アクション要素は薄めです。
ケヴィン・コスナー(61)
ゲイリー・オールドマン(58)
トミー・リー・ジョーンズ(69)
ベテラン大物俳優をそろえ、3人が一緒のシーンなんかは見応えあるかなーと思ってたんですが、脚本がかなりチープなせいで、彼らが演じるキャラもステレオタイプ的な浅いキャラとなり、結果、演技と演技がぶつかり合うような見せ場はなかったです。 せっかくのキャスティングが残念。
米・英合作映画とうことでベテラン3人をはじめ両国の俳優が多数出演していますが、監督とジル役ヒロインのガル・ガドットはイスラエル出身。
その他にもスペイン人、ドイツ人等、わりと多国籍なキャスティング。
(好きなところ)
●ビルの妻子を救うため敵陣に突っ込むジェリコはかっこよかったです。
ケヴィン・コスナーがこんな荒くれ者を演じるのは珍しい気が。
★★★PICK UP LINES★★★
冒頭 ジェリコのポリシー「倍返し」
ジェリコ
They messed with my brain.
Thought they knew what they'd get, but they were wrong.
They don't know me.
I do not know what happens next, but this I do know.
You hurt me... I hurt you worse.
連中はオレの頭をいじって利用しようとしたが、うまくはいかなかった。
オレのことをわかっちゃいないのさ。
次に何が起こるかはわからねえが、これだけは言える。
オレはやられたら、それ以上にやり返す。
字幕では最後の一文を「俺は借りを何倍にもして返す。」と訳してました。
ちなみに「半沢直樹」で流行った「倍返し」を英語にするなら
I will pay you back double. になります。
pay back は「リベンジ」的な悪い意味だけじゃなく「お礼、感謝」の意味でも使えます。