カンパニー・メン A

(THE COMPANY MEN)2011

監督 ジョン・ウェルズ  
キャスト ベン・アフレック  ボビー・ウォーカー 
  トミー・リー・ジョーンズ ジーン
  ローズマリー・デウィット マギー(ボビーの妻)
  クリス・クーパー フィル
  ケビン・コスナー ジャック(大工 マギーの兄)
  マリア・ベロ サリー
  クレイグ・T・ネルソン ジム・サリンジャー(GTX社長)
  イーモン・ウォーカー ダニー(失業仲間の黒人) 
  ナンシー・ヴァローネ ダイアン(失業仲間の女性)
  アンソニー・オリアリー ドリュー(ボビーの息子)

 

大企業を突然クビになったエリートサラリーマン。

人員整理を進める会社。

怯える社員。

それを止めようとする一人の重役。

失業した男とその家族を描いた話。

 

「仕事がある」「明日出勤する会社がある」ってなんてありがたいことなんだろうと思いました。

 

失業をテーマにしたドラマというだけでなく株や投資による利益が拡大重視され、モノ作りや実際の労働が

評価されない現代の経済構造を問題視する社会派的な視点も持った作品

 

30年以上も前の話ですが、私の地元もかつて造船業で栄えていました。

朝は隣の工場からラジオ体操の音楽が聞こえ、朝夕には多くの工員が家の前の道を行き交っていました。

今では造船所跡地はソーラーパネル畑と化しました。

そんな事もあってちょっと感慨深く観てしまいました。

 

監督・脚本・製作を兼ねたジョン・ウェルズは「ザ・ホワイトハウス」や「ER緊急救命室」などの大ヒットTVドラマを手掛けてきた名プロデューサー。本作が初監督作。

 

★★★PICK UP LINES★★★

サリンジャー社長の台詞 アメリカの会社って感じー。

 

社員よりも株主に責任がある。