エイス・グレード C

(EIGHTH GRADE)2018

監督 ボー・バーナム  
キャスト エルシー・フィッシャー ケイラ・デイ
  ジョシュ・ハミルトン マーク(ケイラの父) 
  キャサリン・オリヴィエ ケネディ(ケイラの同級生 / クイーンビー)
  エミリー・ロビンソン オリヴィア(ケイラのパートナー役の高校生) 
  ルーク・プラエル エイデン (ゲスいイケメン同級生)
  ジェイク・ライアン ゲイブ(ケネディ宅で会った少年)

SNSで動画配信をする少女ケイラ。

高校入学を控える13歳。

8年生(エイス・グレード)。

 

引っ込み思案なケイラが新たな一歩を踏み出そうと奮闘するが・・・

 

自分らしさに向き合おうとするティーンの青春ドラマ。

  

(わりとありがちな学校ドラマ)

内気でシャイなスクールカースト下位層の主人公が、自分を変えようと踏み出そうするというテーマはありがち。

また、SNS時代の等身大の少女を描いたという触れ込みですが、このテーマは時代に関係なく、学校社会における普遍的なもの。(一時代前の作品なら、SNS動画が日記になっていただけ。)

 

新鮮味を感じられるような作品ではありませんでしたが、批評家からの評価は何故か非常に高く、話題にもなった作品。

 

(監督&脚本のボー・バーナム)

YouTuber、スタンドアップコメディアン等の経歴を持つ若き男性監督(28才)。 女性監督なのかなーと思って観てましたが違いました。

 

(アメリカの学校)

州により違いますが5・3・4が一般的。

小学校(1~5年)

中学校(6~8年)

高校(9~12年)

 

学年(grade)は通算でカウントされていきます。

 

(見どころ)

●主人公ケイラのファイト

ケイラは自分の動画が人に見られることはほとんどないだろうと承知した上で、自分自身を励ますかのような啓発的なトークをします。

実際に、リア充目指してアクションも起こします。

上手くいく、いかないは別として、その勇気に「いいね!」をあげたい

 

演じたエルシー・フィッシャーは子役、声優として活動してきた女優さん。

本作で注目を集め、いろんな賞も受賞しました。

動画をしめる「グッチー!」は彼女の考案とのこと。

 

●最終的に家族のドラマに

ケイラのお父さんがとにかくやさしくて超いいパパ。

終盤、過去を燃やしながら語らう父と娘のシーンはグッときます。

 

「学校ドラマ」が主体で、「父の娘のドラマ」は補佐的に挿入される展開だったのに、最後の見せ場をパパがかっさらていく構成には少し違和感が残りましたが・・・

 

(好きなところ)

●音楽

ケイラが挑戦しよとするときの大袈裟な音楽がいい。

友人宅に遊びに行ったり、ショッピングモールに出かけたり、画的には日常のありふれたシーンでも、音楽のおかげで盛り上がりポイントになってます

 

★★★PICK UP LNES★★★

ケイラの動画の最初と再度

 

Hey guys! It’s Kayla, back with another video. 

(やあみんな! ケイラの動画よ。)

 

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※動画のしめのあいさつ「グッチー!」はケイラ(エルシー)の造語なのでスペルは適当に当てはめたものです。