ウォーク・ザ・ライン 君につづく道 C

(Walk the Line)2005

監督 ジェームズ・マンゴールド  
キャスト ホアキン・フェニックス ジョニー(JR)・キャッシュ 
  リース・ウィザスプーン ジューン・カーター
  ジェニファー・グッドウィン ヴィヴィアン(ジョニーの妻)
    テネシー3 
    テネシー3
    テネシー3
  ロバート・パトリック レイ(ジョニーの父)
  シェルビー・リン キャリー(ジョニーの母)
  ウェイロン・マロイ・ペイン ジェリー・リー・ルイス
  ダラス・ロバーツ サム・フィリップス(レコード会社)
    少年ジョニー 
  ルーカス・ティル ジャック(ジョニーの兄)

主に50~60年代に活躍したアメリカのシンガー、ジョニー・キャッシュの半生を描いた作品。

日本での知名度は低いかもしれませんが、作中でもちらっと登場したエルヴィス・プレスリーらと同時期に活躍した人で、ヒット曲の数はエルヴィスに引けを取らず、グラミー賞は11度の受賞。

その後の多くのミュージシャンに影響を与えたと言われてます。

作中でもいろいろ歌ってましたが、音楽の幅は広く、ロック、カントリー、ゴスペル等多岐に渡ってます。

2003年に71歳で他界しております。妻ジューンが亡くなってからわずか

4か月後のことだそうです。

 

そんなジョニーと、彼の(2人目の)妻となるジューンとの愛の物語に焦点を当てた作りになってます。

ストーリーは、ありがちでひねりなし。

軸となる2人の愛もうまく描き切れていない感じ。

 

作中でも描かれていたように、ジョニーは幼い頃に実際に事故で兄を亡くしています。本作でもそのトラウマが描かれています。演じたホアキン・フェニックスも19歳の時に実の兄で俳優のリバー・フェニックスを亡くしてます。

 

(見どころ)

●演技・歌

リース・ウィザスプーンは見事アカデミー主演女優賞を受賞しました。演技だけではなく、全て自分で歌ったその歌唱力も評価されたのでしょう。

ホアキンも全部自分で歌ってます。見事。

2人とも素晴らしい演技でした。

最初の妻ヴィヴィアンを演じたジェニファー・グッドウィンも良かった。

★★★PICK UP LINES★★★

1956年 「I walk the line」

 

I keep a close watch on this heart of mine.

I keep my eyes wide open all the time.

I keep the ends out for the tie that bins.

Because you're mine, I walk the line.

 

俺は自分のハートをちゃんと見てる。

この目はいつでもちゃんと周りを見てる。

物事のけじめはちゃんとつけてる。

そう、君のために、俺はまっすぐ歩くんだ。