イージー・ライダー B

(EASY RIDER)1969

監督 デニス・ホッパー  
キャスト ピーター・フォンダ キャプテン・アメリカ(ワイアット) 
  デニス・ホッパー ビリー

ウォーレン・フィナティー
ランチをご馳走してくれたファーマー
  ルーク・アスキュー ヒッチハイカー

サブリナ・スカーフ
サラ(ヒッチハイカーの彼女っぽい)

ルアナ・アンダース
リサ(コミューンの女)
  ジャック・ニコルソン ジョージ・ハンセン弁護士
  カレン・ブラック カレン(ビリーが選んだ娼婦)
  トニー・バジル メアリー(ワイアットが選んだ娼婦)
  フィル・スペクター 2人がヤクを売った相手

 

製作ピーター・フォンダ

監督デニス・ホッパー

脚本フォンダ&ホッパー

アメリカン・ニューシネマの代表作の一つ。

 

バイクで大陸横断する2人。

道中いろんな風景や人達と出会う旅を通して60年代アメリカを映した作品。

ヒッピー、マリファナ、自然や町の風景、音楽、世相 60年代アメリカの

記録映像のようにも思えてきます。

 

(自由の国での生き方)

自由の国での自由な2人の旅は、自由の国に殺されて終わりを迎えます。

なかなかインパクトのある終わり方ですが、アメリカン・ニューシネマでは大体こんな風に殺されてエンドですね。

 

アメリカでも男がロン毛ってだけで社会から拒絶されちゃうような時があったんですねー。

「自由」ってなんだろうと考えさせられますねー。

 

当時のアメリカのリアルをえぐり出したと評される作品ですが、普段から

葉っぱを常用していた役者達が作中でも本物のマリファナを使ってラリったまんま演じてるラリラリムービーでもあります。

ある意味でリアルなキレがあるのかも。

向こうの人はマリファナを未成年の飲酒程度くらいにしか思ってないから、その辺で日本人とギャップがある。

終始マリファナ吸ってる画には嫌悪感を覚えます。

 

ジャック・ニコルソンも若いな~。

本作で俳優として注目されるようになりました。

この頃からファニーでストレンジな役を演じてます。

彼もラリった状態で演じてます。

 

(ミュージック)

挿入歌が流れると、ご丁寧にその都度日本語字幕で曲名を紹介してくれてました。

Born to Be Wild は有名ですね。

 

・The Pusher  (Steppenwolf) 

・Born to Be Wild (Steppenwolf)

・Wasn't Born to Follow(The Byrds)

・The Weight (The Band)

・Bird Song (Holy Modal Rounders)

・Don't Bogart Me (Fraternity of Man)

・If 6 Was 9 (Jimi Hendrix)

・Kyrie Eleison (The Electric Prunes)

・フラシュ・バム・バウ(The Electric Flag)

・It's Alright, Ma(Roger McGuinn)

・Ballad of Easy Rider(Roger McGuinn)

 

★★★PICK UP LINES★★★

自由の国 アメリカ

 

ハンセン

They're not scared of you.

They're scared of what you represnent to them.

(君を怖がってるわけじゃない、君が象徴するものが怖いのさ。)

 

ビリー

Hey, man, all we represent to them is somebody who needs a haircut.

(髪形が気にくわないんだろ。)

 

ハンセン

Oh, no.  What represent to them is freedom.

(違うよ、君に自由を見るのさ。)

 

ビリー

What's wrong with freedom?  That's what it's all about.

(自由の何が悪い。結構な事じゃねえか。)

 

ハンセン

That's right.  That's what it's all about.

But talkin' about it and bein' it ....that's two different things.

It's real hard to be free when you are bought and sold in the 

marketplace.

'Course, don't ever tell anybody that they're not free

'cause then they gonna get real busy killin' and maimin' to prove to you that they are.

Oh, yeah, they gonna talk to you and talk to you and talk to you...

about individual freedom.

But they see a free individual, it's gonna scare them.

(ああ、そうだな。でも自由を語る事と、自由である事は別だ。

金で動く世の中じゃあ自由になれない。

でも「お前らは自由じゃない」なんて言っちゃあいけない。奴らは人を傷つけたり殺したりしてでも自分達は自由だと証明しようとする。

個人の自由について話はいくらでもするが、実際に自由な奴を見るのは怖いんだ。)

 

ビリー

Well, it don't make them running scared.

(そうかい、怖がらせてたのか。)

 

ハンセン

No. It makes them dangerous.(ああ、それは危ういことなんだぜ。)

 

メインカテゴリー  
ドラマ  
   
サブカテゴリー  
アメリカンニューシネマ ロードムービー
公開年  
1969年  
ランク  
 
年代  
   
舞台