アーマード 武装地帯 A
(ARMORED)2009
監督 | ニムロッド・アーントル | |
キャスト | コロンバス・ショート | タイ・ハケット |
マット・ディロン | マイク | |
ローレンス・フィッシュバーン | ベインズ | |
アマウリー・ノラコス | パーマー | |
ジャン・レノ | クイン | |
スキート・ウールリッチ | ドブス | |
マイロ・ヴィンティミリア | ジェイク・エクハート(警官) | |
アンドレ・ジャマル・キニー | ジミー(タイの弟) | |
フレッド・ウォード | アシュクロフト(警備会社のボス) | |
グレン・タラント | ジョー(ホットドック屋) |
装甲車で現金輸送を担当する警備会社の男たち。
強盗に襲われたフリをして金をネコババしようと共謀するが・・・
計画が破綻していく中、必死にあがく愚か者どもを描いたスリラー・アクション。
タイトルから派手目のアクションを予想してましたが、閉鎖空間での緊迫感ある密室劇が主体で、動きは少なめのアクション作。
(ニムロッド・アーントル監督は2007年「モーテル」、2010年「プレデターズ」等、閉鎖空間のスリラーがお得意なよう。)
愚かな計画、当然失敗、対立、裏切り、疑念、状況はどんどん悪化・・・・いかにもありがちなストーリーラインではありますが、余計なものは付け足さず、一つの定型で、しっかりと作られたB級作は観てて楽しいです。
強奪計画に失敗した愚かな男達の人間模様という点では1992年「レザボア・ドッグス」に似てます。
主人公のタイはイラク帰りの元兵士で、その従軍経験がトラウマになっているというやや重たい設定が、このB級アクションに要るのかと思いましたが、いろんなシーンや画がイラクでの戦地を想起させる感じもします。
(見どころ)
●B級のわりに豪華なキャスト
●状況をどんどん悪化させる愚かな男たちと、その中で正義であろうとする男との戦い。
★★★PICK UP LINES★★★
「死人がでるぞーっ!」ていう振り
タイ
Promise me nobody gets hurt.(誰も傷つけない、そうだな。)
マイク
Nobody gets hurt. That's a promise.
(ああ、誰も傷つけない。約束する。)