アンロック  陰謀のコード B

(UNLOCKED)2017

監督 マイケル・アプテッド  
キャスト ノオミ・ラパス アリス・ラシーン(CIA尋問官) 
  マイケル・ダグラス エリック・ラッシュ(アリスの元上司) 
  ジョン・マルコビッチ ボブ・ハンター(CIAヨーロッパ部局長) 
  オーランド・ブルーム ジャック・オルコット(泥棒) 
  トニ・コレット

エミリー・ノウルズ(MI5)

  フィリップ・ブロディ ウィルソン(MI5 狙撃手)
  トシン・コール アムジャド(アリスの情報屋の青年)
  アイマン・アンドゥーシ ラティーフ(ハリルの使者)
  マシュー・マーシュ フランク・サッター(CIAロンドン支局長)
  マイケル・エップ  デヴィッド・マーサー(バイオテロ画策者)
  ブライアン・キャスパー ロムリー(CIA  ハンターの部下)
  マクラム・クーリー ハリル(テロ指導者) 
  アクシャイ・クマール テロ実行犯のエンジニアの男
UNLOCKED      JAPANESE  Ver.
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テロを未然に防ぐことが出来きなかったトラウマから一線を退いたCIAの尋問官アリス

しかしバイオテロが行わるとの情報をキャッチしたCIAは、再びアリスに容疑者への尋問を指示する。

CIA内部に潜む裏切り者が罠を仕掛ける中、果たしてアリスはテロを防ぐ事ができるのか!

 

 

テロ事件を巡るスパイ・スリラー・アクションです。

unlock は「解錠する」「秘密が明らかになる」という意味で、そこから「完落ち」(犯人が洗いざらい全てゲロっちゃう)という意味でも使われているようです。

主人公アリスが尋問官である事に由来したタイトルですが、アリスが尋問を行うシーンはごくわずか。「尋問」をメインに扱った作品ではなく、よくあるスパイ・アクションに仕上がってます。

 

(色がない)

「実は敵だった!」とか「実は生きていた!」とか、そんなテンプレートをしっかり組み合わせた脚本に、テンポ良く進むサスぺンス&アクション。

そつのないエンタメ作で、決して悪い作品ではないんですが、そつがなさすぎて、特色(カラー)が一切感じられない作品になってしまっています。

サクサク進んで、ここぞという見せ場がない。

 

せっかくメインキャストを実力のあるベテランで固めたのにもったいない感じがします。

 

英米合作映画ですが、あまり状況説明的なシーンがなく、話がどんどん進む感じはイギリス映画っぽく感じました。強いて言えばその辺が色かな。

(監督がイギリス人)

 

(見どころ)

●主演ノオミ・ラパス

王道美人な女優さんではないですが、演技が巧くて、アクションもしっかりこなして、なかなか万能な感じがしました。 

 

★★★PICK UP LINES★★★

映画冒頭 解雇された移民が相談に来て

 

アリス

When Mr Westicott fired you, did he tell you why?

(ウェスチコットさんに解雇された時、理由を言われた?)

 

通訳

He said his wife is afraid of me.

(彼の奥さんがオレを嫌っていると。)

 

アリス

Did you ever speak to his wife?(奥さんに何か言ったの?)

 

通訳

I praise her. I tell her she has hips. Good for many children.

Large, like my best sheep.

(褒めたんだ。子供をたくさん産めそうなお尻だ。

ウチの上等な羊のようにデカイねと。)

 

アリス

You told her this?  Just tell him to not speak to his boss's wife.

(そんな事言ったの? 彼女には話しかけないよう伝えて。)

 

メインカテゴリー  
サスペンス アクション
   
サブカテゴリー  
スパイ  
公開年  
2017年  
ランク  
 
年代  
   
舞台