アメリカン・ギャングスター C

(AMERICAN GANGSTER)2007

監督 リドリー・スコット  
キャスト デンゼル・ワシントン フランクス・ルーカス
  ラッセル・クロウ リッチー・ロバーツ
  ライマリ・ナダル エヴァ(フランクの妻)
  ルビー・ディー フランクのママ
  ジョシュ・ブローリン トルーポ
  ジョン・ホークス スピアマン
  キウェテル・イジョフォー ニューイ
  キューバ・グッティングJr ニッキー
  アーマンド・アサンテ ドン・カッターノ
  リッチー・コスター ジョーイ・ソダーノ
  ジョン・オーティス ジェイ
  ロジャー・グーンヴァー・スミス ネイト
  ジョー・モートン チャーリー
  カーラ・グギノ ローリー(リッチーの妻)
  リック・ヤン 麻薬畑の元締め
  RZA モーゼス・ジョーンズ
  コモン ターナー・ルーカス
  T.I スティーヴ・ルーカス
  クラレンス・ウィリアムズ三世 バンピー・ジョンソン
      白い粉
      白い粉

1960年代後半~1970年代前半。

ニューヨークでの麻薬、特にヘロイン密売で一大勢力を築いた男フランク・ルーカスを描いたギャング映画

 

 

成り上がるギャング!

汚職警官!

ギャング逮捕に執念を燃やす刑事!

 

ギャング映画をよく作るハリウッド。

ギャング映画の定番的ストーリー展開で、新鮮味は一切無いです。

150分超えの長尺で無駄にダラダラと長いとすら感じました。

 

豪華な監督&キャストに期待していましたが残念。

 

(実話ベース)

主役の2人は実在の人物。

べトナムから輸送される死亡アメリカ兵の棺を使ってヘロインを密輸。

中間業者を挟まない直買いルートを確立したことで、高純度のヘロイン「ブルーマジック」の名で格安販売。

巨万の富を築き、芸能界、財政界とも繋がりを作っていきます。

 

(ベトナム戦争とともに)

1965年に始まったベトナム戦争が1975年に集結。同じ年にフランクも逮捕されます。

まさにベトナム戦争に乗っかることでのし上がってきたギャングだったフランク。

 

ベトナム戦争は「戦争そのものを描いた作品」や「帰還兵の苦悩」を描いた作品など、数多くの映画を生み出してきました。

本作も、戦争が引き起こす事象を描いたという意味ではベトナム戦争映画の一つと言えるのかもしれません。

 

(音楽)

RZAコモンT.I.などアフリカ系ミュージシャンが出演。

BGMにも黒人音楽がよく使われてます。

3人とも俳優としても活躍していますが、俳優業に乗り出したのがちょどこの作品の頃です。

 

(見どころ)

●両雄が対峙するのを最後の方までひっぱったのは面白かったと思います。

 

(好きなところ)

●デンゼルはまあ良かったです。ラッセルはキャラがちょっと薄かったかな

 

★★★PICK UP LINES★★★

ジョンソン大統領の演説

 

America's public enemy number one in the United States is drug abuse.

In order to fight and defeat this enemy, it is necessary to wage

a new, all-out offensive.

 

合衆国の最大の敵は麻薬問題だ。

これに戦い勝利するために、徹底的、積極的に議論していく必要がある。

 

※タイトルの「GANGSTER」は「ギャング一味、一家」という意味。

星や人気者のスターの意味なら、スペルがSTERではなくSTARです。

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ドラマ  
   
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ギャング ベトナム戦争 
実話  
公開年  
2007  
ランク  
 
年代  
   
舞台  
アメリカ ニューヨーク