アマデウスのお話です。

アマデウスって何？

 

アマデウスって人のお話です。

誰？

 

フルネームはヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト。

 

かの有名なオーストリアの作曲家モーツァルトのお話です。

ブロードウェイの舞台作「アマデウス」を映画化したもの。

タイトルに「モーツァルト」ではなくミドルネームを使ったのは巧いなと思いました。

 

（実在の人物ですが・・・）

モーツァルトもサリエリも、その他登場人物も実在した人達ですが、大幅に

脚色されています。

今に伝わるモーツアルトにまつわるエピソードはふんだんに盛り込まれていますが、これらのエピソードも後世の人たちによって作られた部分も多いと思います。

 

モーツアルトとサリエリは同時代の人で、互いにライバル視、対立していた

節はありますが、その実力は認め合っていたようですし、実際にはサリエリがあそこまでモーツァルトを憎んでいたという事はなさそうです。

 

1791年にモーツァルトが35歳で病死。

その後、「サリエリによる毒殺説」の噂が流行。

事実無根の噂だったようですが、サリエリはずっとこの噂に悩まされていたそうです。

 

（音楽♪）

モーツァルトはオペラ、交響曲、ピアノ、ヴァイオリン等々あらゆるジャンルで多数の作曲をしてます。

有名なのは本作中でも取り上げられていたオペラの「フィガロの結婚」や「魔笛」「後宮からの誘拐」「ドン・ジョヴァンニ」。他にも耳馴染みのあるものでは、セレナーデの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」、ピアノソナタ「トルコ行進曲」とかでしょうか。

 

なんとなく聞いたことあるメロディーや曲名は多かったですが、音楽の教養があればもっと楽しめるかと。

 

（受賞）

ゴールデングローブ賞で作品賞、監督賞、主演男優賞、脚色賞を受賞。

アカデミー賞でも作品賞、監督賞、主演男優賞、脚色賞など8部門で受賞。

 

タイトルの通りモーツァルトの話なので、モーツァルトが主人公だと思って観てましたが、主人公は語り手であるサリエリだそう。

主演男優賞はサリエリ役のＦ・マーレイ・エイブラハムが受賞してます。

 

（見どころ）

●Ｆ・マーレイ・エイブラハム演じるサリエリ

特に老後は良かったです。

いやらしい奴ですが、これが普通の人間なんだと思います。

 

（好きなところ）

●モーツァルトの甲高くて品のない笑い声