アポカリプト C

(APOCALYPTO)2006

監督 メル・ギブソン  
キャスト ルディ・ヤングブラッド ジャガー・パウ
  ラオール・トゥルヒロ ゼロ・ウルフ
  ジョナサン・ブリューワー ブランテッド
  ダリア・エルナンデス ジャガーの妻

古代マヤ文明

生贄のために捕らわれてしまった部族。

脱走し、追手をかわしながら密林の中を駆ける。

無事故郷の集落へと帰る事ができるのか!?

 

歴史スペクタクル、逃走劇アクション作。

 

(製作&脚本&監督メル・ギブソン)

暴力描写

逃走活劇という娯楽映画にしてはかなりダークな雰囲気。やたら無意味に残酷シーンが多かった気がします。

2004年の監督作「パッション」でも凄惨な暴力描写で物議をかもしたメル・ギブソン。DV疑惑や人種差別的発言などが取り沙汰される彼のサディスティックな面が垣間見れた作品かもしれません。

 

こだわり

映画経験の無い人ばかりをキャスティングして、全編通じてマヤ語が使われています。

「パッション」でも全編アラム語、ラテン語が使われていました。

 

よくハリウッドの戦争映画でロシア兵やドイツ兵役がみんな英語を話していてシラける時があるので、こういうこだわりは買います。

 

言語へのこだわりが徹底されている一方、歴史的な正確さについては批判があるようです。

実際のマヤで人狩りや生贄等していたかは知りませんが、あんな殺人ショー的な事はしていなかったのでは。

 

(見どころ)

●ジャングル逃走劇

主人公ジャガーが逃げるのを止めて反撃に出てからはおもしろかったですが、それまでがちょっと長い。

 

(好きなところ)

●序盤、村の平和で素朴な雰囲気の描き方

みんなにバカにされながらも、どこか怒りきれないブランテッドとか。

 

★★★PICK UP LINES★★★

劇中で話されているのはマヤ語ですが

 

吠えるジャガー・パウ

My name is Jaguar Paw!  Son of Flint Sky. I am a hunter.

My father hunted this forest before me. This is my forest.

And my sons will hunt it with their sons after I am gone.

 

オレはジャガー・パウ! フリント・スカイの息子。狩人だ!

父からこの森を引き継いだ。この森はオレのものだ。

そしてオレの死んだあとは息子や孫が引き継ぐんだ!

 

 

※タイトルの apocalypto は、(終末への)預言、予兆、啓示、新たな時代の始まりとか、いろんな意味が込められているんだと思います。

 

メインカテゴリー  
アクション  
   
サブカテゴリー  
歴史  
公開年  
2006  
ランク  
C  
年代  
   
舞台  
古代マヤ