アフター・アース A

(AFTER EARTH)2013

監督 M・ナイト・シャマラン  
キャスト ジェイデン・スミス キタイ・レイジ (息子)
  ウィル・スミス  サイファ・レイジ(父)
  ソフィ・オコネドー ファイア ・レイジ(母)
  ゾーイ・クラヴィッツ センシ(キタイの姉) 
  グレン・モーシャワー ヴェラン(レンジャー候補生の教官)

環境破壊が進んだ地球を離れ、惑星ノヴァ・プライムへと移り住んだ人類だったが、先住異星人との間で争いが起こり、異星人放ったモンスター「アーサ」と熾烈な戦いを繰り広げていた。

そんな中、レンジャー(軍)の最高司令官(ウィル・スミス)とその息子(ジェイデン・スミス)の乗った宇宙船が事故である惑星に墜落。

そこは人類がいなくなり1000年が経った地球だった!

負傷した父を救うため決死のサバイバルに挑む息子キタイ。

独自の進化を遂げた地球の自然と、宇宙船に捕縛されていたアーサの脅威が迫る!!

 

2010年「エアベンダー」で批評家たちに酷評されたシャマランが再び監督&脚本したSF作。

ストーリーの原案はウィル・スミスで、自らも製作にも参加し、息子の主演をぶっこんでます。当時14歳の息子ジェイデン君。似てますね。特に耳なんかパパそっくり。あどけなさが残り、体もキャシャでサバイバル・アクションを演じるには少し早いのかなという感じもしました。

 

序盤の惑星ノヴァ・プライムや宇宙船のシーンでのセットに安っぽさを感じるものの、サバイバルモノとして観れば十分エキサイティングで楽しめます

 

(見どころ)

地球でのサバイバル

ヴィジュアル的には今の地球の自然の風景や動植物と大差なかったので、もっと動物や植物が独特な進化を遂げているとよりワクワクしたかも。

怪鳥(ワシ?)がなぜタキイを助けたのかはよく分からない。

 

(好きなところ)

ゴースト

恐怖を感じない事で、敵モンスターのアーサから不可視化されるというアイデアは面白かったです。

目の前で姉が殺されてしまったという過去と、終盤のタキイのゴースト覚醒がうまく結びついていないので、覚醒が唐突に感じる。

シャマランにしては、その辺の家族ドラマが弱かったです。

 

★★★PICK UP LINES★★★

「ゴースト」 オープニングのキタイの語り

 

The Rangers would lead the settlement of mankind's new home.

Nova Rrime. 

But we were not alone.

The aliens released the Ursa.  Monsters bred to kill humans.

Technically blind, the Ursa sees humans based on pheromones we secrete when frightened.  They literally smell our fear.

Humankind was again in danger of extinction and again turned to the Rangers for the answer. That answer came in the form of the prime commander, Cypher Raige, the original ghost. He is believed to be so completely free of fear that to an Ursa, he is invisible.

This phenomena is known as "ghosting".

 

 

レンジャーは人類を新たなホームへと導いた。 

ノヴァ・プライムだ。

だがそこには我々以外にも。

異星人どもはアーサを放った。人間を殺すために生み出された怪物だ。

奴らに目はないが、怯えた人間の出すフェロモンを感知する。そう、まさに恐怖を嗅ぎ取るのだ。

人類は再び絶滅の危機に瀕し、レンジャーに助けを求め、そして救世主が現れた。総司令官のサイファ・レイジ。最初のゴーストだ。

彼はまったく恐怖を感じる事がなく、アーサに感知されず透明化する。

この現象をゴースト化と言うのだ。

 

メインカテゴリー  
SF アクション
   
サブカテゴリー  
   
公開年  
2013年  
ランク  
A  
年代  
   
舞台